こんにちは、Ichigonです。
皆さんは、髪を切る時に「何て言ったらいいのかな?」、「どうしたらイメージがちゃんと伝わるかな?」って経験ありませんか?
結果、「切られすぎた・・・」、「もっと切って欲しかった」、「こうして欲しかったのに・・・」って事も多々あると思います。
この記事では、どうしたら上手く自分のイメージを伝える事ができるのか。美容師さん、理容師さんに自分と同じイメージを持ってもらうにはどうしたらいいのか。
美容師サイドからの視点でお伝えしていきます。
目次
カウンセリングの際に美容師、理容師が知りたい事。
カウンセリングの目的は、そのお客様の事を知る為に行います。
なので、そこでしっかりと思ってる事を伝えなければ担当してくれる方とのイメージの共有が難しくなります。
美容師、理容師さんは「どんな感じが好きなのか」、「どのくらいカットしたらいいのか」、「カラーの色味は?」などなど疑問がたくさんあります。それをヒアリングし、髪質や毛量を考えた上で様々な提案をします。
カウンセリングが最も大事であると僕は考えています。
いつも担当してくれている人であれば、お互いに分かっているので特に細かく説明も無しで大丈夫でしょうが、初対面だと全く別の話です。
「いつも席ついたらやってくれるんだけど?」
って言われたりする方がたまにいらっしゃいますが、初めて担当する方であったり、あまり面識が無い方だと正直どうしたいのか全然分かりません。いくらプロでも人の心までは読めません(笑)
来店された時の髪型から、「こんな感じだったのかな?」っていう履歴は読み取れたりしますが、今回もそうなのかと言えば違ったりもする訳です。なので少しでもヒントをくれたらとても助かります。そのヒントを紐解いていくのが我々プロですので、一緒に考える事が同じイメージを持つ近道です。
まずは「自分はどうゆう感じにしたいのか?」を伝えて下さい。
口頭だと「カットで」、「すごく短く」では伝わらない。
予約時に「カット、カラーで!」などは逆にOKです。
が、カウンセリング時はそれだと漠然としすぎで何だか分かりません。
担当する方が知りたいのは「どのくらいカットしてどんなイメージなのか?」って事です。
カットを例にすると、「短く」って言葉は漠然としていてイメージできるスタイルの幅がかなり広いですよね。
1㎝でも5㎝でも短くは短くですから・・・知りたいのは下記の事です。
- ロングヘアの場合は、切る長さ、毛量、レイヤー、前髪、顔周りの感じ。
- ショートの場合は、トップの長さ、耳まわり、顔周りの長さ、襟足の長さ、前髪。
- メンズなどのベリーショートの場合は、刈り上げの有無、トップの長さ、スタイルの形。
要するに、「このくらい切って、こんな感じにして!」って伝えましょう。
レイヤー、グラデーションなどの段差はアウトラインの長さ次第でバランスを考えれるので、とりあえずは一番下の長さ(アウトライン)を伝えましょう!
「襟足ギリギリくらい」とか「刈り上げ」とか「耳かかってるくらい」とか「前髪は眉毛くらい」などなど。
そしたらバランス考えてくれますから(^▽^)/
「ボブ」とか「ソフトモヒカン」とかスタイルの形も伝えた方がイメージしやすいのでオススメです。
検索した写真を見せたり、雑誌の写真を見せるのも効果的!
口頭ではどうしても難しい!って方は写真が良いです。
これ、見ただけで一発で情報が入ってくるのでイメージ伝えるには最強でしょうね!
SNS、インターネットが普及してる現代では容易に検索できます。外国の方は写真見せたりが多いです。日本語ペラペラな方は口頭が多いですね(笑)
ただ、やりたい髪型に自分の髪質、クセが合うかが考えられるので、そこは恥ずかしがらずに丸投げしてみて下さい。合えば良いし、合わないなら提案をされるでしょうから大丈夫です。
写真見せて「これよりも1、2㎝短く」とかでもいいでしょうし。
上手く活用してみて下さいね(o^―^o)
まとめ
以上、髪型の頼み方、上手なオーダーの仕方でした。
お金を払って担当してもらう訳ですから、しっかりと伝えてイメージ通りにしてもらった方が絶対に損はないです。しかも初めからちゃんと伝わってたら終わるのも早いですから時間も有効に使えますよ。のんびりしたい方は良いですが(笑)
漠然ではなく、やりたい髪型があるならしっかりイメージを伝えて丸投げしてみて下さい。
僕はそのイメージを実現させようと思いますし、努力しますので(^▽^)/
お互いが協力して、いい髪型が出来たら嬉しいなと思っています。